| 「グッドデザイン・プレゼンテーション2005」(25−27日、東京ビッグサイト、主催:日本産業デザイン振興会)、 ホンダ『エアウェイブ』は、エクステリア担当加藤千明デザイナーとインテリア担当小川朋子 デザイナーによってプレゼンテーションされた。
最初に加藤千明デザイナーが「20−30代の男性にターゲットを絞ったコンパクトステーションワゴンです。 走りだけでなくかっこ良く、スタイリッシュで居住性に優れ、爽快感のあるステーションワゴンを目指しました。 都会をすいすい泳ぐ“スマートダイナミック”をコンセプトに、コンパクトで低く長いフォルムを 実現しました」とエクステリアをプレゼンテーション。
「ただ低くしても室内空間を犠牲にすることのないよう、ホンダ得意のパッケージングで、 センタータンクレイアウトを採用しています。またパーソナル感を表現するためにキャビンと カーゴスペースを分けて見せ、なおかつステーションワゴンらしさのリアドアウィンドよりも リアサイドウィンドを長く見せるために、特徴的なCピラーにしました」
続いて小川朋子デザイナーが「スポーティで爽快感のあるインテリアデザインを目指しました。 スマートダイナミックがテーマです。鳥が羽を広げたようなインパネは、伸びやかでダイナミック。 地上高が低く荷室高が高いカーゴスペースは、センタータンクレイアウトを採用したからです。 解放感と安心感を両立したインテリアは、運転する事も楽しく、 オープンで心地よい空間になっています」とインテリアをプレゼンテーション。
審査員の有元正存氏から「ターゲットユーザーの20−30代の団塊ジュニアは、 スタイリッシュなクルマは求めないんじゃないの?」と言う質問が出ると、 「ところが市場調査してみると『かっこいいのが一番』、スタイリッシュなステーションワゴンを 求める声が多かったんですよ」と加藤千明デザイナーは答えた |
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